悔しいことに、その後、伊藤華奈さんは東部緑地で発見され、この電話が伊藤華奈さんの最後の電話となり、最後のメッセージとなってしまいました。
伊藤華奈さんが婚約者の男性にかけた電話の通話内容は、伝わっているものとしては、「助けて、警察呼んで」のみです。
婚約者の男性が受けた印象では、とても強い口調でありながら、怖がっているような口調でもあったということです。
この後、婚約者の男性が電話越しに呼びかけたものの、数十秒間沈黙が続いていたそうです。
恐らく、伊藤華奈さんは犯人に電話を取り上げられたのでしょう。
その沈黙の間、伊藤華奈さんの電話を握りしめていたのは犯人だった可能性があります。
伊藤華奈さんにとって、【警察】という単語を発することが、どれほどリスキーだったことか・・・
警察には、初動できちんと捜してあげて欲しかったですね。。。
参考
北海道警察の捜査について
そして、この数十秒間の沈黙の間、電話から婚約者の男性に聞こえていた『音』がありました。
伊藤華奈さんの友人談
「聞こえたのは『風の音』くらい。
[ボボボー]というのではなく、[ヒューヒュー]という音が聞こえたくらいと(婚約者の男性は言っていた)」
5月4日の天気について、風が強かったのかどうかを調べてみました。
国土交通省 気象庁
過去の気象データ検索より抜粋
http://www.jma.go.jp/jma/index.html

上記気象データから、5月4日は特に風が強かった日ではなく、午前1時頃も風が強かったわけではないようですね。
電話越しではなく、直接現場にいても、『風の音』を感じることはなかったでしょう。
また、仮に風が強めの日だったとしても、『風の音』って、電話越しには『風の音』として認識しづらい音ではないでしょうか。
例えば、携帯電話で知人と会話をしていて、「酷い雑音だね」と話すことはあっても、これは『風の音』であるとして認識して、「酷い『風の音』だね」と話すことはあまりないと思います。
『風の音』としてではなく、電話の雑音として認識することが多いような気がします。
今回の事件では必死に逃れようとする人間を追いかけ、捉えようとしているわけですから、犯人が体力的に勝った人間だとしても、相当に呼吸が荒くなっていた可能性があります。
婚約者の男性が、単なる電話の雑音としては認識することができなかった種類の音、『風の音』として認識した音[ヒューヒュー]は、犯人の息遣いだったのではないでしょうか。
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行き当たりばったりの杜撰な犯行だと思いますが、どうして逮捕されないのでしょうね。